黒ゴマの栄養成分
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ゴマの小さな種子には人間に必要な栄養成分がぎっしりと詰まっていて「からだに良い」と昔から言われてきました。
ゴマには黒ゴマや白ゴマといった様々な種類がありますが、基本的な栄養成分は変わりません。
黒ゴマは白ゴマと比べて脂質が若干少なく、黒い色素のポリフェノールの一つアントシアニンが含まれているくらいです。
タンパク質
全体のおよそ20%でアミノ酸をバランスよく含んでいる。大豆のタンパク質には足りていない硫黄を含むアミノ酸を多く含んでいる。脂質
品種によってバラツキがあり全体のおよそ50〜55%。黒ゴマは45%と低い。不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸の割合が約1:1で含まれている。ビタミン類
代謝に関わる水溶性ビタミンのビタミンB1、B2、B6、ナイアシンと抗酸化作用がある脂溶性ビタミンのビタミンEなどを含みます。ビタミンEは8つの形があり、ゴマには抗酸化作用に優れるトコフェロールが豊富に含まれています。ミネラル
カルシウム、鉄、銅、リン、マグネシウム、カリウム、亜鉛、セレンなどミネラルがたくさん含まれています。この中でも抗酸化作用があるセレンが含まれていることがゴマの特徴です。その他特徴等
カロリーは100g中580kcalくらいで皮を剥いたり油にすることで上昇します。ゴマ油にすると100g中920kcalになります。食物繊維なども豊富に含まれます。ゴマで注目されている成分がセサミンなどに代表されるゴマリグナンです。ゴマリグナンはゴマにしか存在しない特殊な微量成分で老化防止や二日酔い予防などの効果があります。[スポンサードリンク]